MotoGP第2戦アルゼンチンGP Moto2クラス1日目、フリー走行1とプラクティスが金曜日、アルゼンチン、アウトドロモ・インテルナシオナル・デ・テルマス・デ・リオ・オンドで開催された。

日本時間午後9時50分(現地時間午前9時50分)から40分間、フリー走行1が行なわれた。Moto3フリー走行1に引き続き、部分的にはレインスポットがあった。気温18度、路面温度20度、湿度83%、曇りでほぼドライコンディション。

この走行1番手は、前戦タイGPで優勝しているマニュエル・ゴンザレス(カレックス)。記録は1分44秒147、2番手はトニー・アルボリーノ(ボスコスクーロ)で1分44秒236。3番手ジェイク・ディクソン(ボスコスクーロ)が1分44秒445。20番手が佐々木歩夢(カレックス)で1分46秒277、24番手に國井勇輝(カレックス)で1分46秒756。

日本時間深夜2時5分(現地時間午後2時5分)から40分間で始まったプラクティスは、気温20度、路面温度31度、湿度66%、曇りのドライコンディション。

序盤、ディオゴ・モレイラ(カレックス)が転倒、イエローフラッグが出された。ディクソンが3周目に1分42秒240でトップタイムを記録。2023年にアロンソ・ロペス(ボスコスクーロ)が記録した1分42秒472の歴代コース記録も更新。ディクソンは、11周目の1分42秒154まで記録を伸ばした。残り10分を切った8周目、アロンソ・ロペス(ボスコスクロ)が1分41秒873を出し、ディクソンを抜いてトップとなる。

残りが5分前後になって、アロン・カネト(カレックス)が11コーナーでハイサイド転倒。イエローフラッグでラップキャンセルが多かった。カネトはかなり痛そうな様子で、転倒後の走行はなかった。残り5分を切ると、フリー走行1に続き、ゴンザレスが15周目に1分41秒713を記録しトップとなった。残り1分16秒を残したとき、4コーナーではロペスが転倒。マシンがコース上に残る形となり、赤旗中断。そのまま再スタートはなく、中止となった。

結果、1番手ゴンザレス、2番手ロペス、3番手ディクソン。トップのゴンザレスから15番手のデニス・オンジュ(カレックス)が1秒以内に詰まっている。9周目に1分42秒828を記録した佐々木は18番手。14周目1分43秒382を記録した國井は25番手だった。

明日のMoto2クラスは、日本時間午後9時25分(現地時間午前9時25分)から30分間フリー走行2が行なわれる。日本時間深夜1時45分(現地時間午後1時45分)、日本時間深夜2時10分(現地時間午後2時10分)からはそれぞれ予選Q1、Q2が15分間で開催される。プラクティス上位14名がQ2スタートとなるため、佐々木と國井はQ1からのスタートとなる。

MotoGP第2戦アルゼンチンGP Moto2クラス1日目 プラクティス

1 マニュエル・ゴンザレス(カレックス) 1分41秒713 (P)
2 アロンソ・ロペス(ボスコスクーロ) 1分41秒873 (P)
3 ジェイク・ディクソン(ボスコスクーロ) 1分41秒888 (P)
4 マルコス・ラミレス(カレックス) 1分42秒145 (P)
5 バリー・バルタス(カレックス) 1分42秒276 (P)
6 アロン・カネト(カレックス) 1分42秒338 (P)
7 トニー・アルボリーノ(ボスコスクーロ) 1分42秒355 (P)
8 ジョー・ロバーツ(カレックス) 1分42秒385 (P)
9 マリオ・アジ(カレックス) 1分42秒478 (P)
10 アドリアン・フエルタス(カレックス) 1分42秒587 (P)
17 佐々木歩夢(カレックス) 1分42秒828 (P)
25 國井勇輝(カレックス) 1分43秒382 (P)